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- SOPA
- 「Stop Online Piracy Act」の頭文字がSOPAです。これを直訳すると「オンライン著作権侵害停止法」でしょうか。現在アメリカの下院で検討されているそうですが、著作権保持者の許可なくコンテンツを不正に流通させる行為を阻止し、著作権保持者を保護する目的の法案とのことです。ネット社会になって、個人が自由にコンテンツを投稿できる時代に突入。自分の創作物を公表するのは個人の自由ですけれども、そうは簡単に創作物なんて創造できません。パロディや改変物、盗作物を投稿する例は多いでしょう。あるいは自分が好きな、応援している作品をネットで共有、共感されたいために他社の著作物をオンラインで公表してしまう。著作物を公表する権利は著作権法上の公表権ですから、著作者以外が公表したら著作権侵害に当たります。パロディは現在の日本の著作権法では認められていませんから、他人の著作物に依拠した、いわゆるニ次創作物はそれがパロディであったとしても著作権侵害です。こういった違法行為に対して現行の著作権法は追いついていないのが現状です。多くの場合は悪意なく、金儲けのためでもなく、個人が趣味で行っているためひとつひとつを著作権侵害で訴えるのも現実的ではありませんし、投稿サイトを法の網に欠けるのも容易ではありません。このような現実に対してなんらかの法律は必要なのでしょう。趣旨には賛同できます。けれども、これを取り締まる権力に過大に力を与えることも不安があります。日本でも児童ポルノ法や東京都の青少年育成条例なども趣旨は理解できますけれど、警察に過大な捜査力を与えることになってしまいます。表現の自由も制限されてしまうでしょう。かといって放置もできない。本当に著作権保有者の保護が目的なのであればしっかりとした有識者による議論が充分に行われ、多くの人の理解を得られる形で、しかも早急に対処していく必要があります。都庁のような権力側だけで適当に議論して、創作者の意見を無視するような法律成立過程には危機感を抱かざるを得なくなります。
- 2011年11月22日 11:23 editors | 個別ページ | トラックバック(0)
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