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- 「2001年宇宙の旅」の
- タブレットPCを巡る特許訴訟がいくつか起こっています。昔ならそれほど問題にならなかったような事案でも、近年は特許侵害や著作権侵害で訴訟に発展することが増えてきたように思います。特に技術革新系では、実は昔からあったのかもしれませんが、特許訴訟は多く報道されるようになりました。iPadを中心にAppleとSumsungが訴訟をしているのは、すでに報道されているところです。内容は特許権侵害と商標権侵害です。Samsungの「Galaxy」がiPhone、iPadの物理的設計に関する特許やユーザーインターフェイス、アプリアイコンの商標、パッケージングを模倣しているとするものです。害賠償と侵害製品の販売差し止め命令を求めています。これに対してSumsungは、タブレットPC自体はキューブリックの「2001年宇宙の旅」にすでに登場していると反論しています。タブレットPC自体はAppleの特許ではないでしょう? その仕様について提訴しているわけですから。「2001年宇宙の旅」の原作はクラークによるものですけれど、映画はそれをもとにしたスタンリー・キューブリックの作品。公開は1968年ですから、40年以上も前です。公開当時は非常な衝撃を持って迎えられ、今見ても楽しめるのはまちがいありません。この当時のSF作品は未来を描いた描写がたくさんあり、それは人間の想像力を駆使して書かれました。その通りになった技術もありますし、それを凌駕したものもあります。俗に、未来を予言したなどと言われることもあります。けれども、それは予言ではなく技術的な根拠なく想像力で描かれていた未来を、実現しようとした技術者の努力にも注目するべきでしょう。多くの事象は、漠然たる目標を掲げそれに向かって力を積み重ねることで実現しているのですから。ひとつひとつの事柄を挙げてそれを云々するのではなく、全体を見なくてはならないと思います。
- 2011年8月24日 12:18 editors | 個別ページ | トラックバック(0)
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