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- 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会「技術的保護手段に関する中間まとめ」
- 今年の1月、最後の日です。もう12分の1が終わってしまいました。早い早い……。
表題にあげましたように文化庁による文化審議会の「技術的保護手段に関する中間まとめ」が発表されました。
今回のまとめの目玉は「リッピングやマジコンの私的使用の違法化」を提案した部分です。本来、私的使用は著作権法の制限規定に組み込まれています。つまり、購入した著作物を個人で複製するのは、著作権者の許諾を得なくても合法とされていました。けれども、購入したDVDやゲームソフトをリッピングしてネットで流通するような事態がまま起こっています。
言葉はややこしいですけど、「技術的保護手段」とはコピー・コントロールのこと。今回の提案はアクセス・コントロールまでもを含めた法案です。コピー・コントロールは本来著作者の権利です。ここ数年、ネット技術の進化によってさまざまな著作権法上の問題点が改正されました。主に著作権者の権利を制限する方向で改正されています。
そういう意味では、今回は久し振りの著作権強化の方向の改正案です。
たとえ家庭内であってもゲームソフトを違法ダウンロードして、コピーして自由に使えるようなマジコンは、ゲーム業界の大きな損失であることは間違いありません。ただ、購入したDVDをiPadで観るために変換するのも違法とされるのは、デバイス間の差異でしかないので、ちょっと厳しい気もします。とはいうものの、その変換過程でできたソフトがネットで流通しているのも事実です。ひとつのディスクにDVD、BL、iPad用などのすべてのデバイスに応じたソフトをパッケージングするのも難しいでしょう。
しかし、紙の本でもさまざまな形態があります。ハードカバー、文庫、新書……。一度購入したらどの形態でもあとは無償で読めるなんてことはありません。
ネットが進化したことでさまざまな問題が発生しています。解決するのは容易ではありません。
当サイトでも、著作物が違法流通しないように気を付けています。著作者からお預かりした著作物をサイト運営者の不注意で違法に流通したら申し訳ないからです。配信者や出版者がこの点の注意を怠ると経済的利益もそうですが、著作物そのものがダメになるような気がしています。
- 2011年1月31日 11:14 editors | 個別ページ | トラックバック(0)
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