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- 女王陛下シリーズ外伝「愛憎の罠」普侯殺害事件について
- 来週配信は秋津透作「愛憎の罠」です。サブタイトルにもありますように、物語の中心は普侯殺害事件です。普侯といえば、本編ではあの超絶軍師のジャネットです。そう。この物語はジャネットが学生時代、普侯を継ぐ前のお話。
本来ならジャネットの兄であるジュリアスが普侯でしたが、そのジュリアスが屋敷で殺されたのです。
ところが、そもそも風邪を患っている時に屋敷に呼び戻されたから、ジャネットといえどもたまりません。ベッドに縛りつけられ、捜査や尋問も思うままにならないのです。
ミステリーで、推理だけで犯人を当てるといえば「隅の老人」。バロネス・オルツィが創作しました。創元推理文庫から「隅の老人の事件簿」というタイトルで出版されています。彼は、現場には向かわず手に入れた情報だけで犯人を推理するスタイルを確立しました。俗に「アームチェア・ディテクティブ」といいます。
図らずもジャネットもベッドから動けず、代わりにのちの北鎮侯カテリーナが動き回ることになってしまうのですが。
女王陛下シリーズといえば、お気楽なギャグ作品。殺害事件というサスペンスとは無縁な作風なのですけれども、さてさて……。
- 2010年7月22日 15:22 editors | 個別ページ | トラックバック(0)
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