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編集者ブログ

  • 美しい文章って
  •  先日のブログに、新聞の文章は正しいか!? というようなことを書きました。
     新聞の文章は報道ですから、万人に正しく理解させるために正しい表現を心がけるべきだと思います。

     しかし、小説はちがいます。
     小説の文章は、もちろん日本語として正しくなければ話にはなりませんが、正しさだけが求められているわけではありません。美しくもなければならないのです。
     では、美しい文章とはどのようなものでしょうか。
     一口には言えません。難しい問題です。

     小説は文章だけで成り立っている表現です。そこに人間の五感を刺激するように書く必要があります。
     つまり、色や音や匂い、触感などが感じられる文章。
     初夏。青く澄みきった湖のほとりに、椿の生け垣の屋敷がある……なんて書かれていたら色鮮やかなイメージが伝わります。湖から涼しげな風が吹いてくる……触感ですね。
     このような読者の五感を刺激するような文章が入り交じっているのが散文のいいところでしょう。

     まもなく新人賞の読者投票が締め切られます。
     そんなところも感じながら、読んでいただければ嬉しいです。


  • 2009年3月12日 17:10 editors |  個別ページ | トラックバック(0)
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